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膠原(こうげん)病
(該当する御教え無し)
(一般的な医学書より)
(リウマチ熱、エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮炎、結節性多発動脈炎等の病気を総括して膠原病という。リウマチ熱は、しょう紅熱や丹毒、時に腎炎まで起こす溶血レンサ球菌の感染が深い関係にある。この菌による発病ではなく、菌の毒素の為にかかった本人が過敏になり発病すると言われている。
最初、咽喉の痛みや熱といった風邪の症状があり、一旦治り1~2週間後、高熱を出し発病し、同時に関節が腫れ熱を持ち非常に痛み、膝、肘、手首、腰等の関節があちこち次々移動性に痛むのが特長で、脈は100を超え、汗も多く衰弱する。関節リウマチと違い、関節がいくら痛んでも治り、関節に障害は残らない。
ただ、この病気は心臓を犯す。したがって心臓は拡張し心臓の筋肉障害を起こし、時に心嚢に水が溜まり心嚢炎を起こす。重症は死亡する。胸苦しさが増し、息切れ激しく、脈が150以上は危険信号。子供の場合、脳神経を犯され舞踏病に。そして、心臓弁膜症を一生残す事がしばしばある。)
エリテマトーデスは、アレルギー疾患で自己免疫病と言われ、自分の体の仲で免疫反応が起り発病する。若い女性に多く、慢性で手や足、顔等のみの限局性と急性全身型がある。顔の両頬から鼻にかけて蝶型の紫紅色の発疹が特長で、対称的に手足に発疹が出来る事もある。急性は高熱、関節痛、全身衰弱等の症状で悪性であり、腎臓を犯して来ると危険で、慢性限局型は良性。
皮膚筋炎は、女性に多く、子供にも来る疾患で、眼の周囲、上瞼に浮腫が現れ、薄紫色に腫れるのが特長。その他、顔、前胸部、頸等の関節の皮膚に発疹、紅班、萎縮、色素沈着又は脱色し白班になる。腕や足の筋肉が痩せ、痛み、力が入らなくなる。又、癌(乳、子宮、肺、胃腸)を併発する事がある。慢性な経過をとる悪性な病気。
強皮炎は、30歳以上の女性に多く、手足の指が冷え、真白か青紫になりこわばる症状から始まり、顔、頸、上胸部へ広がり、浮腫み、硬くなり、段々萎縮してくる。その部の感覚異常、脱毛、内臓障害、嚥下困難等の症状で、かなり悪性な病気。
結節性多発動脈炎は、中年男性に多く、薬剤や細菌感染に対する過敏症が関係する。症状は、全身の動脈が犯され、発熱、高血圧、蛋白尿、腹痛、関節痛、足の脚気、痺れ感、視力障害、頭痛、発汗、時に重い肝障害等があり、悪性で治癒は困難。)
《浄霊》
腎臓を中心に全身。その症状に合わせて取り組む。 血液を綺麗にする事。