L,性 病 について L-① 梅 毒(硬性下疳(げかん))
「横痃(ヨコネ)(梅毒の股へ出たもの)は黄色い水が出る。二週間位で癒ったが、医者にやらせると汚いどろどろの赤貝の如きものが出るが、霊的にやれば溶けて水となるのである。曇りは何うして出るかと言うと、霊体の弱いところへ出るのであるが、その原因は祖先のと自己の罪穢であって、何故曇りが弱いところへ出るかと言うと、同じ頭を使うにしても善に使うとか悪に使うとかで差が出来るのである。(中略)」 (「天照皇大御神」観講 S10.9.15)
「此病気の原因及び症状は、不純の性交後一週乃至三週位にして、亀頭下に豆状の固結(疳瘡(カンソウ))を生ずるのであります。梅毒に於けるそれは、無痛であるのと、硬結性が特徴であります。そうして飽迄進行性で、次で、横痃(ヨコネ)を発生しますが、之も無痛と固結性であります。
次に、全身的発疹、発声不能、毛髪脱落等にまで進むのが、此病気の順序であります。
本療法を行へば必ず全治するので、而も、案外容易に治癒し、而も根本的であるのであります。 軽症で一ケ月位-重症で三ケ月位であります。」 (「梅毒」療講 S11.7.)
「(中略)そうして現今、駆梅療法が進歩したと謂はれてゐるが、曩に述べた如く駆梅療法による薬毒そのものの方が、寧ろ梅毒よりも悪作用をする事で、之は世人は知らないのである。」
(「花柳病」明医二 S17.9.28)
「(中略)硬性下疳は医学上スピロヘータなる黴菌によって、不潔な行為から感染するとされてゐる。そうして現在進歩したと称する駆黴療法は六百六号の注射及び水銀注射、又は水銀軟膏塗擦(トサツ)、沃度剤服用等を重なるものとしてゐる。然るに既説の如く六百六号の害毒は、黴毒そのものよりも数倍悪影響を与へるのみならず、効果の一時的である事は医学も認めてゐる通りである。
又水銀療法に因る薬毒及び沃度剤の薬毒も、長年月後種々の形となって表はれ、生命を失ふ程の重症の原因となる場合も尠くないが、之等は進歩せりといふ医学が、今日迄全然発見され得ないといふ事は不思議である。
医学上諸病の原因として遺伝黴毒を唱へるが、私は反対で黴毒は決して遺伝しない事である。将来医学に於ても私の説を肯定する時が来るであらう事を信ずる。又本医術によれば、黴毒は驚くほど容易に根治するのである。
特に知っておくべき事は黴毒に限り苦痛のない事で、もし痛み又は痒み等ある場合、その苦痛だけの原因は梅毒ではないと思ふべきである。此病気は最初疳瘡(カンソウ)、次は横痃(ヨコネ)、皮膚の斑点、毛髪脱落、声嗄れ等の症状が順次表はれ、最後に到って鼻骨を犯し、言語不明瞭となる事がある。」 (「花柳病」天 S22.2.5)
「(梅毒に感染、606号25本打ち、一年後血液検査の結果、強陽性でしたが、身体に異常ないので結婚、その後夫婦共、時折り腰が痛み身体のだるい時があります。血液検査を受けた処、二人共強陽性(三プラス)との事で医師は治療を勧めますが、・・・)
之は陽性も陰性もないですよ。梅毒なんて直に治ります。梅毒なんて一週間で治ります。この606号が悪い。腰が痛いのは絶対に606号です。梅毒は痛みもかゆみもない、無感覚のものが梅毒ですがね。
然し606号でも、昔は強いのをやりましたが、今はお医者さんの方で判つたのか、気がきいているのか、昔程強いのはしないが――二十五本と云うのだから水みたいなものだね。(中略)浄霊は腰の痛い時そこだけ浄霊する。だるいと云うのはそこから熱が出ている。606号が垂れてそこに浄化が起つて、その熱で体がだるいのですからそこだけやれば良い。」 (「御教集1号」 S26.9.20.)
《浄霊》 患部