C-⑧ 心臓性神経衰弱

 

K-① 赤  痢 (細菌性は3類感染症)
「之は、浄化作用の最も激しいもので、赤痢で下る血は皆毒血なんであります。浄化作用ですから非常に結構なんであります。其証拠には実に治りいい。私はどんな酷いのでも五日を越した事はありません。六日目には飯を食って歩く位であります。浄化作用ですから下る丈下れば治るに決ってをります。」

 

                 (「赤痢」療講  S11.7.)





症状は発熱、血便之は浄化作用による毒血排泄であるから、自然治癒によって完全に治癒する。」  (「赤痢」医試  S14.)





「(中略)それから下痢の原因の個所は私が常にいう如く、殆んど頭と背中である、それで其部の毒結が溶けて、一旦腹に集まり下痢する場合と、飲食物の中毒による場合と両方がある、特に頭の浄化による場合は血液が多く出る、其際肛門から出るのを痔出血と言い、それが腹の方へ一旦滞溜してから出るのが赤痢である、それで其毒血を早く出るよう自然の役目をするのが赤痢菌であるから、赤痢に罹った場合放っておけば順調に毒血が出て治るのである、(中略)」            (「毒結五十年」  S26.6.6.)





「赤痢は今年も大分流行しそうな形勢であるので、(中略)そこで此病気の真の原因を教えて上げようと思うのである。それは薬剤を体内に入れると薬毒で血が濁る。処が現代人は頭脳を酷使するから、其毒血は頭脳へ集溜し固結する。すると浄化作用が起って、発熱と共に液体化した毒血は、下降して腸に集中し、肛門から出るのであるから、放っておけば自然に治り、予後は頭脳は明晰となり健康は増すのであるから実に結構なものであり、生命には何等危険はないのである。


 処が其原理を知らないから、解熱さしたり、頭脳を氷で冷したりして、浄化を妨害するから、生命の危険に迄及ぶのである。」

 

          (「赤痢」医学断片集(五)  S27.4.2.)





「(中略)此病気は体的にいえば、頭脳に溜った毒血の排除作用であって、其原因といえば現代人は矢鱈に薬を入れるから薬毒は体内に充満し、之が血液を濁している。所謂濁血多有者が殆んどである。そこへもっていって、現代人は非常に頭を使うから、其部に濁血は集溜する。即ち神経を使う処ほど濁血が集るのは、人体の原則であるからである。何よりも後頭部と延髄部に触れてみれば直ぐ分る。


即ち其部には必ず固結があり微熱もあって、それのない人は殆んどない位である。処がそこへ浄化作用が起り、発熱によって急激に溶け始め、下降して一旦腹部に滞溜するや、間もなく下痢便となって排泄される。之が赤痢であるから、実に結構な排毒作用であって、自然の健康法である。其証拠には予後は頭痛、頭重、朦朧感等の持病のある人は、必ず軽くなって頭脳も明晰となるのである。」

 

            (「赤痢流行に就て」  S27.6.25.)





「(中略)次に近来恐れられてゐる病気に赤痢、疫痢がある。此病原も意外な処にある。即ち頭脳特に後頭部から延髄附近にかけての固結毒素が、熱によって溶解、下痢となって排泄されるので、その過程として液毒は一旦腸に溜り、下痢となって出るのであるから想像もつかないであらう。」   (「浄霊の原理」医革  S28.)





「(中略)赤痢は黴菌によつて起るんだと言う事になつているが、実は黴菌は御自分の体にわくんです。伝染するのもあるが、集団赤痢は伝染するんです。伝染するのは、黴菌をつくつて皆んなに移させるんです。だから良い役目をするんです。よく黴菌が何処から出るかと言う事を大騒ぎするが、結極何処から来るか判らない。それは頭の中にわくんです。それが赤痢として出るんです。」

 

               (「御教集1号」  S26.8.1.)





「(中略)赤痢の原因と言うのは頭の毒素なんだからね。人間は薬を飲んで、そして始終頭を使いますからね。そこで薬毒が皆んな頭に上つていく。そこで、今の人の頭を見ると熱のない人はないです頭は冷めたいものですがね。処が何んな人でも冷めたい人はないです。私は浄霊する場合に、先ず頭を見ると熱がある。それで、毒の多い少いが分る。それで見るのが簡単ですね。少し位は結構ですがね。あんまりあるのはいけない。


それから、ここ(頸部)を見る。ここ(頸部)の冷めたいのは良いがね。暖かいのはいけない。そう言う毒血――毒結ですね。それが溶けて肛門から出るんです。その場合に、之が溶けてお腹に溶け込み、お腹に溜つて、それが肛門から出る。それが赤痢ですから、赤痢と言うのは頭の病いです。そんな事言うと医者から気違い扱いされる。


ですから頭の毒を浄霊してやれば赤痢にはならない。赤痢になると、腹膜に毒血が固まる。それが溶けて、赤痢の原因になる。だから大いに結構です。赤痢になつたら大いに喜んでいい。毒血が減るからね。赤痢になつたらお腹を浄霊してやる。先に診た事があるが、お腹の熱いうちは毒血がある。浄霊していると、その中に段々とれて冷たくなる。それで治つたんです。そうして翌る日にはお粥に、その次の日は普通になつた。ですから、赤痢と言うのは二、三日で治るものです。」     (「御教集1号」  S26.8.25.)





「(中略)頭の毒が溶けた場合は、之が胸の方には行かないんですよ。背中の方に行き、そうして、便とか小便とか――そう言う風になる。だから赤痢なんかも頭の毒が溶けて背中を伝つてお腹に行き、下痢になる。ですから、赤痢の原因は頭なんです。そうすると治ります。目も見える様になります。」 

 

               (「御教集1号」  S26.8.28.)





「(中略)赤痢というのは頭の毒ですからね。後頭部の毒血が出るんです。処が其原因というものは、今の人は非常に頭を使いますからね。(中略)頭を使うと血が頭に上りますからね。それが、良い血が上るなら良いが、毒血ですからね。それは薬を服み、注射するからね。頭を使うという事は、ここ(前頭部)に血が集まる前に後頭部に集まつて来るんです。後頭部を通過して前頭部にいくんです。それで、そこ迄行かない内に此処(後頭部)で固まつちやう。(中略)それが浄化が起つて、溶けてお腹に行つて、それが肛門から出るんです。それが赤痢なんです。


(中略)黴菌というのはそれを誘導するのに必要なものです。早く毒血を出さなければならない。それで黴菌が毒血にわくんです。それが伝染していつて多勢が浄化するんです。非常に結構なんです。」            (「御教集10号」  S27.5.26.)





「(中略)それで後頭部に溜まったものが溶けると赤痢ですが、(中略)赤痢は頭が良くなりますから、赤痢くらい結構なものはありません。これは最初は肩からだんだん行くのです。そこで肩を柔らかくするという事が根本です。(中略)」 

 

                (「御教集24号」  S28.7.7)





《浄霊》


 後頭部、延髄を主に、背部、腹部、