「此病気は、子宮の内壁に炎症を起すので、一種の不快感を催すのであります。原因は、白帯下中にある毒素が粘膜を刺戟するからであります。よく抓爬をしますが、それは一時的で効果は疑問であります。根本としては、白帯下と其毒素を解消しなければ治らないのであります。
本療法によれば一週間乃至一ケ月位で全治するのであります。」
(「子宮内膜炎」療講
S11.7.)
「(中略)医学では子宮内膜炎又は実質炎、周囲炎等の名称を附してゐるが、炎のつく限り有熱病であるから、浄化作用が起ってゐるので、放任しておけば必ず治癒するのである。」
(「婦人病」明医二 S17.9.28.)
「(中略)内膜炎は子宮内壁に白帯下(コシケ)による毒素が汚穢として附着する。その為の加答児による浄化微熱の発生である。之は放任しおくも健康に何等差支へないのである。然るに医療は掻爬を行ふが、之は何等意味ないものでそれは間もなく元通りになるからである。故に根治せんとするには白帯下の原因を除去する以外ないのであるが、それは原因である処の化膿性腹膜炎を全治させなければならないが、医療はそれが不可能である為、末梢的手段として掻爬を行ふのである。」 (「婦人病」天
S22.2.5)
「(中略)先づ子宮内膜炎であるが、之は子宮の内壁に加答児が出来る。つまり毒素が下降して、子宮内壁から排除されやうとする湿疹のやうなものであり、今一つは下降毒素が内壁の粘膜を刺戟し、加答児を発させるので、どちらも気長に放っておけば必ず治るのである。
処が滑稽なのは、此際よく掻爬をするが、之は何にもならない。といふのはホンの一時的の効果で、毒素のある間は後から後から汚すからである。之に就て私はいつもいふ事は、子宮掻爬は歯糞を除るやうなもので、物を食へば直きに汚れると同様で、それも歯を磨く位の簡単な事ならいいが、婦人として最も羞恥の場所を指で触れさせるのであるから、断然廃めた方がいいと思ふ。」
(「婦人病」文創 S27.)
「(中略)よく子宮内膜炎とか実質炎とか子宮筋腫、卵巣膿腫というものの毒は何処から出るかというと頭からです。それで女は頭の毒が腰に行って、腰から前の方に行くのです。」
(「御教集22号」 S28.5.7.)
《浄霊》
前頭部(頸から頭)、下腹部、陰部、腎臓、