H-① 腎臓病
①-9,リウマチ(関節リュウマチ)
「(中略)近来、最も多い、神経衰弱、肺結核等は、膿汁のそれが、原因であり、脳溢血、中風、リョウマチス等は、毒血の多量に由るのである。」 (「現代人の短命」明医 S11.5.15.)
「(中略)リョウマチスで、赤く腫れないのは此尿毒が原因であります。私は之を腎臓性リョウマチスと言ってをりますが、非常に治り易く、此尿素は割合に弱性で、溶解し易いものであります。
尿毒といふものは、凡有る病気になります。」
(「腎臓疾患」療講 S11.7.)
「此病気は二種あります。一つは手足の関節に限られて発病するもので、症状は、紅潮色に非常に腫れ、発熱も伴ひ、激痛堪え難く、衣服さへ触れる事が出来ない程であります。原因は、悪性の毒血が、浄化作用に由って関係部へ集溜するのであります。
之も普通では、痛みの去るのに二、三ケ月を要し、而も毒血凝固によって、手足の自由を失ひ、多くは不具者となるのであります。然るに、本療法によれば、早期なれば一週間以内で全治するので、実に驚異的であります。
他の一つは、腎臓の尿毒に因るもので「主に関節」でありますが、之は関節以外の個所にも発病するので、痛みは前者程ではないが相当に悩むのであります。此症状の特徴として患部の皮膚の色は変化のないことと、痛みが移動性である事であります。重症は全身的で、痛みの為寝返りさへ出来ないのがあります。
本療法によれば、容易に治癒するので、先づ一週間乃至三週間位で全治するのであります。治療の場合、腎臓部も特に施術しなくてはならないのであります。
以上二種共、他の治療及び時日等によって固めたものはそれだけ治療に時日を要します。
最も固まったものは六ケ月又は一年位かかる事もあります。」
(「リョウマチス」療講
S11.7.)
「此病気は手足の関節部に溜結せる毒素が激しい浄化作用が行はれるのである。最初患部は紅色に腫脹し、堪え難き激痛を伴ふのである。衣類が触れてさへ飛上る程の痛みを感ずるのである。原因は三毒が浄化作用によって、関節部へ集溜するので、生活力旺盛なる青年男女に多いのである。(中略)
リョウマチス発病の際何等の手当を施さず、自然療法によれば、患部は化膿状態となり、自然穿孔されて毒血排泄し、完全に治癒するのである。但し、氷冷、湿布等を行ふ事は最も悪いのである。何となれば、それを一回にても行ふ時は、浄化作用の勢を減殺する事になるから、折角の毒素排泄作用を弱らせる事になるのである。
リョウマチスは稀に、関節部に限らず、関節以外の場所に起る事もある。神経痛と誤り易いのであるが、それとは異ふので、之は寧ろ治癒し易いのである。勿論自然療法によってである。」
(「リョウマチス」医試 S14.)
(明医二 S17.9.28類似)
「此病気は急性と慢性とあり、何れも腕、手指、膝等の関節部に毒素集溜し、紅く腫脹し、高熱と共に痛苦甚しいのである。医療は此場合ギブスを以て、患部を動かぬやう物に触れぬやうにして固めるのを唯一の方法としてゐる。これによって普通二三ケ月にして固まるが、固まるに従ひ痛苦は消失すると共に、関節は棒の如く屈伸不能となり不具者となるのである。
固まるや医療はマッサージ等を施すがあまり効果はなく気休め程度に過ぎない。本施術によれば急性時なれば数回にて容易に全治するは勿論、固めたる慢性にあっても長時日を要すれば全治するのである。医療は偶々手術を行ふが、被手術者は本医術によるも全治は困難である。」 (「リョウマチス」天 S22.2.5)
(文創 S27.類似)
「(リュウマチスは霊的か、又11年来の慢性固結性リュウマチは・・・)
両方ありますが割に霊的のが多い。霊的のは蛇が喰ひつくのです。「竜魔口(リユウマチ)」の事です。痛んでゐるのならよく治りますが、医者だと板をあてゝ固めて了ふから棒の様になる。それを又マッサーヂなんかするのです。手術して筋を切ったり膿を出したりするが、そんな手術をしてないのならひどいのも治ります。かなり固まったのは長くかゝるから辛抱強くする事です。」
(「御光話録」 S23.8.28.)
「右の多発性関節リウマチスというのは勿論原因は、病院勤務中注射の薬毒の浄化作用である、それを知らない医学は注射で治そうとするのだから治る処か益々悪化するのは当然である、(中略)」
(「おかげばなし批判」救51号1272 S25.2.25)
「(八年前より関節リュウマチ・・・)
之は固まっている。八年位ならコチコチになっている。浄霊しても溶け出すのに手間が掛る。気長にやればきっとよくなる。押して痛い所がある。」 (「講話集補」 S24.6.28.)
「(昨年より全身の関節リュウマチで浄霊、痛みは他の処へも拡がり便所へ行くのもやっと、衰弱が目立ってきた・・・)
リュウマチは薬毒の固まったもの、放置しておいても治る。今迄保存法をしていた為である。浄霊は痛む個所。痛み出してくればよい。関節リュウマチで亡くなった霊が憑いていても同じ事である。」 (「講話集補」 S25.5.13.)
「(手首の左右が腫れ指先が曲り膝と足首が腫れ其の箇所に痛み、霊的か・・・)
霊的ではない。関節リュウマチである。きっと治る。原因は薬毒である。薬が関節々々に固まって腫れる。」
(「講話集補」
S24.4.23.)
「(関節リュウマチ発病、今年二月頃より重態、目下全く自由を失ひ悩み苦しんで・・・)
リュウマチを固めた為に動かなくなったのである。痛みのある所は必ず治る。気長にやる。霊が通らぬといけない。」
(「講話集補」
S24.7.6.)
「(リュウマチスで歩行出来ず・・・)
リュウマチは治る。膝の裏、臀部の下の所をする。」
(「講話集補」
S25.3.21.)
「(手が動かず浄霊、その後段々腰が動かなく・・・)
腰に平均浄化が起った。手の毒が溶けて無くなると外の部が平均に減り、浄化が起る。腰を浄霊すれば治る。平均浄化は最初の浄化より早く治る。
痛みは移動せぬ。強い痛みを除ると他の個所に痛みを感ずるまで。」 (「講話集補」年代不詳)
「(中略)その他、蛇の霊の時は移動する。関節リュウマチは蛇の霊で、食い付く。非常に痛むが、難症でも一週間以内で必ず治る。」 (「講話集補」年代不詳)
「(十六年前リュウマチ、長く氷で冷す、左肩より腕の関節が悪く不自由、現在左の肩と悪くない右も同様に痛みを感じて居ます・・・)
全快する。固めてしまったのだ。悪くない方の肩が痛くなったのは、そこに固まっていた。左が痛んだ場合右も痛いが、強い痛みの方を感じ、その為に一方は気付かぬ。一方が治ると一方の痛みに気が付くのである。一方が治るまでに一方が固まった。故に痛みを感ぜずに済んだ。リュウマチは関節に起る。
起りたてならどんなのでも治る。それを固めるから、ギブスなどで痛みがとれた時が固まった時で、足は曲らぬ。そこをマッサージし、屈曲させる。心得のあるマッサージならいいが、強くマッサージしたりする。先にリュウマチで固めたものを肱で強く曲げ、マッサージで腕がブラブラになったものをみた。浄霊は元通りに治る。大したものである。固まったのは元へ戻すから、痛みや、熱が出る。手術したのはよく筋を切るから治らぬ。」
(「講話集補」年代不詳)
「(18の頃右脚が急に痛み膝頭を中心に腫れ、激痛にて注射、鍼、灸、電気療法等種々したが効果なく病状は悪化、膝は棒状にて曲りません。医者からは悪性リュウマチにて快癒不可と、・・・)
之は関節リュウマチの固まったもので、手術をしていなければ治る。浄霊は膝の裏である。相当固まっているから長びく。痛み出し、腫れてくればしめたものである。」
(「講話集補」
S25.5.22.)
「(子供の頃より関節リュウマチの気あり、50歳過ぎ特に悪化、歩行困難に、夜になると痛みを感じ足が自然に曲って、伸ばそうとすると節がボキボキ音がします。霊的?・・・)
凡て病気は治ると音がする。膿がとれて間隙が出来、ブツかって音がする。それがくっ付いてすっかり治る。その中途で音がする訳である。」 (「講話集補」 S24.9.28.)
《浄霊》
※手足の関節に限られて発病するもの
1、手指腕の場合:患部(痛みのある所)、腕及び腕の頂部、
頸部淋巴腺、肩、脇下淋巴腺、腎臓
2、足の場合:患部(痛みのある所)、足及び足の付け根、膝の裏
臀部の下、背面及び側面腎臓、腎臓、鼠蹊部
※関節以外にも発病するもの:背面及び側面腎臓、腎臓を主に