E-④ 腸に関する病気 ④-7,腸癌及び肉腫
「次は腸癌ですが、之は直腸に出来易く、直腸から大腸等へ移行して相当大きなものになる場合があります。絶対治り難いとしてありますが、本療法で非常に治り易いのであります。軽症で一ケ月-重症で三ケ月位であります。医学の方では、腸癌を手術する場合は、肛門から孔を穿けて、そうして閉塞させ、人工肛門を横腹等へ附けるのですが、其処から始終糞が出て、実に悲惨極まるもので、とても臭くて側へも寄れぬのであります。
次に、悪性の腫物が腸内に出来るのがあります。癌とよく似て、医学では肉腫といっております。之も非常に治り難く、殆んど不治とされてありますが、本療法によればやはり腸癌と同じく順調に治るのであります。」 (「腸疾患」療講
S11.7.)
「此病気は真症は不治であるが、擬似的のものも多いので、之は治る事が多いのである。」 (「腸癌及び肉腫」医試 S14.)
「(中略)直腸癌であるが、之は直腸部に癌が発生し移動性ではなく、固定的である。直腸は糞便通過の管であるから、便の通過が妨げられるので、医療は手術によって癌を切り除るので、糞便の通り道がなくなるから、腹部の横の方に、人工肛門を造るが、之程始末の悪いものはない。
何しろ開けっ放しであるから、糞便が溜るだけは、其穴へ絶へず出て来るので、赤子のやうに始終オシメを当てねばならず、動作によっては腸がハミ出る危険があるので、其辛さは並大抵ではない。大体の人は死んだ方がましだと歎声を漏らすが、稀にはどうやら泣き泣き相当生きてる人もある。
此原因は前生時代、人の罪穢の浄化を妨げる行為、つまり罪人から賄賂を取って許したり軽くしたりする行為の罪や、欲の為人に醜行を行はしたり、見逃したりした罪等である。」
(「癌病」文創
S27.)
「(腸が悪く直腸癌に、浄霊を戴き一時良く血便も通じも出る様に、最近血便止り、通じも少なく、胸が苦しく霊的関係か・・・)
之は霊的じやありません。薬毒ですよ。治りますよ。血便が出るんじや上等だ。直腸の側にオデキが出来ている。で、それが直腸を圧迫するんで、それで便通が悪いんですね。血便と言うのは、血膿が出るんですね。ですから之は、大して長くもかからないけれども、少し気長にやれば、すつかり治りますよ。直腸癌じやないですね。普通のオデキですよ。」 (「御教集4号」 S26.11.25.)
「(便意を催しても出にくゝ、医師は直腸癌だと・・・)
便の出が悪いのは、直腸の所の大便の通る道がせまくなり、通りが悪くなってるからですよ。そんな場合医師は下剤や浣腸をしますが、之は余りよくありませんね。こんな人の直腸は線香の様に細くなってますから一寸手間がかゝりますよ。
癌といふけど、大抵は毒素が直腸を圧迫してこういふ状態になってる事が多いんですよ。直腸癌だと医者は手術してその癌の所を切り、横腹に孔をあけて人工肛門をつけるんですが、(中略)実に悲惨なもんですよ。(中略)
癌だって言っても、本当の癌は滅多にありませんからね。そういふ人の臍から横腹にかけて屹度毒結がありますからそこをよく浄霊して、それから腎臓をよくやることですね。腹の固りは腎臓から来ますからね。浄霊すれば直腸癌も大抵治りますよ。」
(「御光話録18号」S25.4.23.)
「直腸癌は腸へ固まりが出来て圧迫する。真症癌は少ない。排便不可能にしてしまふ。手術は絶対やってはいけない。半年や一ケ年出なくとも心配はない。元は腎臓である。
私のしたので二年近く排便のないのがあった。流動物、お茶漬がよい。流動物は便秘し易いから茶漬がよい。」
(「講話集補」S25.5.25.)
「(腸癌の男、肛門の脇化膿、そこより下痢をする様に、最近手足の先、顔に浮腫、三日前より小便の出が悪くなり、食欲も減退・・・)
化膿して下痢したまではいいが、浮腫は具合がわるい。肛門に孔を開けて出ればよい。之は癌でなく腸のおデキである。おデキの膿が溶けて、下痢と膀胱へ来て尿道に来、膿が濃い為に小便がよく出ずムクミとなり、その為に胃腸を圧迫して食欲がない。故に尿道から膀胱へ行く所の膿を溶かせばよい。
浄霊を頻繁にして小便の出るようにする。陰部の毛の所をよく浄霊する。小便が出てくれば復活する。ただ浄霊の力が薄いと溶け方が悪いから、浄霊の場合裏を狙ってズーッと心へ通るようすべきである。」 (「講話集補」S23.11.16.)
「(直腸癌で苦しんで入信、次第によくなり再発、特に夜中の二時頃と朝の十時頃が息の出来ぬ程苦しく・・・)
左腎臓の下の方の塊を浄霊する。直腸癌ではない。糞便の通る管が圧迫されて細くなっている。腰部と肛門の上下をよくする。」
(「講話集補」S24.2.17.)
「(便と一緒に血の塊が出て直腸癌と診断、即刻手術その後肛門部に大きな「しこり」現在は人工肛門。入信し毎日浄霊、又々肛門内に大きな「しこり」及び外部に小さな「しこり」約十個が出来、痛み激しく、又下腹が苦しくなります。)
この塊といふのは薬である。之だけでは直腸癌ではない。直腸癌になると便秘して出なくなる。手術せねば訳なく治る。まだ後出来るかもしれぬが、心配はない。」 (「講話集補」S24.9.17.)
「(中略)胃腸の手術は絶対にいけない。先に直腸癌で縫いつけた為、肛門から便が出ぬので、人口肛門といってお腹の横へ孔をあけたので、腸と腸との間から便が始終出る。ガスも出る。身体を仰向けても横になっても痛くて、身体をどうしていいか判らぬ。実に悲惨なのを見た事がある。六十位の男であった。病気は何でもないが医者が怖い。」 (「講話集補」S24.8.22.)
「(便の催しがありますが出難く、直腸癌との由、・・・)
直腸は大便の通る道である。便秘せぬようにする。便は線香のように細いのが出る。直腸癌の手術は、人工肛門を作り、外へ便道をつくる。実に悲惨なもので、腸が露出すると死ぬ。絶えず予告なく糞やガスが出る。本当の癌は滅多にない。臍の左下位をやると大抵治る。又腎臓をよくする。これから塊が出ている。」
(「講話集補」S24.5.26.)
《浄霊》
1,臍の左下位(臍から横腹あたりの固結)、
2,腎臓(左の下方を主に)、
3,腰部と肛門の上下、
その他:肩、
※ 浮腫みのある場合は尿道から膀胱付近も