E-④ 腸に関する病気 ④-2,腸加答児(カタル)、腸炎
「次に最も多いのは、腸加答児でありませう。之は大腸加答児と小腸加答児とあります。大腸の方は重く、小腸は軽いのであります。
原因としては、二種類であります。一は、自然浄化作用に因って、膿が下痢となって排除される場合と、一は、毒物を食った為の中毒作用であります。ですから、毒物を食った覚へがなくて下痢するのは、浄化作用に因るものと思へばいいのであります。
本療法によれば普通一、二回で治ります。此外に長く肺を患ひ慢性下痢になったのは別で、喘息及び腹膜炎、腎臓等の水膿溜結を溶かすと下痢する事があります。」 (「腸疾患」療講 S11.7.)
「よく腸炎といふ事を謂ひますが、腸に熱がある場合は、其所に毒素があるので、浄化作用をやれば順調に治ってしまひます。」
(「腸疾患」療講 S11.7.)
「之は化膿性腹膜の浄化作用であるから、自然治癒で治るのである。」 (「腸炎」医試 S14.)
「(時々腹痛、一日に三、四回は痛み、始めは唸り、段々悪くなると腰を曲げて腹を押へて歩きます。どこを浄霊したら・・・)
見当違ひをやっている。背中から腎臓、腰等、後ろの方を浄霊するとよく治る。腹をやっても治らぬ。背中は霊、腹は体であるから、霊の方を治さなくてはいけない。
肩胛骨の下あたりから腎臓、腰をやって治らなかったら、腎臓の凹んだ所を押すと痛む個所がある。そこをやれば腹痛など必ず治る。背、腎臓部等押すと塊がある。そこを浄霊する。腹部をすると一時よくなるが又痛む。盲腸痛など腎盂にきっと塊がある。ドシドシ治る。」 (「講話集補」S24.10.16.)
「(中略)大腸カタルなど非常に結構である。」
(「講話集補」S25.2.7.)
《浄霊》
腹部(熱のある所)、肩胛骨の下あたりから背面腎臓部、
腎臓の凹んだ所を押すと痛む個所、
背中の一寸上あたりの固結(大抵左)、