C-⑧ 心臓性神経衰弱

 

 

C-⑩ 動脈硬化症及び動脈瘤 

 

〔動脈硬化症〕

 

「(中略)現代日本人は、肉食を多く採り、無暗に薬剤を服用するから、血液は混濁(コンダク)する計りである。其上、頭脳を過度に使用するから、丁度脳溢血を製造して居るやうなものである。前述の如く、此病気は、血液混濁が原因であって、動脈硬化と同じ訳である。血液中の混濁は、不断の浄化作用に依り、其残渣とも言ふべき毒血は、主に後頸部、延髄附近に集中溜結するものである。」

 

   (「脳溢血及び脳充血」日本医学の建設(三)S10.7.25.)



「此病気は近来非常に多く、又危険性があります。心臓麻痺で、突然仆れるのは、之原因が多いのであります。病気としては、毒血が動脈の一部に固結するので、それが進んで血流を遮断するに於て、心臓麻痺を起すのであります。

 

 本療法に依って、其患部を溶解すれば全治するのであります。軽症で二、三週間、重症で二、三ケ月位であります。」

 

              (「動脈硬化症」療講  S11.7.)



「(中略)現代人が罹病するや直ちに医療を求めるのは常識である。処が前述の如く医療は薬毒其他の方法で苦痛緩和手段を繰返す結果、浄化は延期し、終に半健康者となるのである。(中略)毒素排除作用発生は何が為かというと、健康であるからで、健康者程新陳代謝が旺盛の為、吾等が言う浄化作用が起り易いのである。(中略)

 

現代医学が進歩する程真健康者は漸減し、半健康者が増加するのは当然である。半健康者とは青年にして老人の如き中間性体質となるから、浄化力が微弱である以上、罹病の機会が減少する。偶々発生しても、浄化停止によって一時緩和する。(中略)

 

とすれば、半健康人が漸次殖える以上、発病の機会が減少する事と、発病の場合も浄化微弱であるから、薬毒による強烈な摩擦を生じない訳で、一先づ死を免れるといふのが、近来寿命の延びた真の原因である。然し乍ら此半健康人は長命は出来ない。何となれば老年期に入るや多量の保有毒素が老衰を早めるからで、彼の動脈硬化症も脳溢血も萎縮腎も此為である。」 

 

          (「現代医学で病気は治るか」S25.4.20.)



「(中略)動脈硬化は薬毒が体内の動脈附近に固結し動脈を圧迫する場合と、毒血が動脈の或部分に滞溜固結する場合とであり、後者の方は段々毒結が集溜しつつ膨脹する。これが動脈瘤である。この毒血は薬毒と今一つは肉食による血の濁りが原因であるから、こういう患者は薬をやめ、菜食にすれば案外早く治るものである。」

 

         (「動脈硬化及び高血圧症」ア救  S28.1.1)



《浄霊》 動脈附近の固結部、頸部、肩、延髄部、腎臓。




    〔動 脈 瘤〕

 

「此病気は余り多くはないが、人の恐れる病気の一つである。特に医師は非常に恐れ、絶望的宣告を与へるが、吾々の方では洵に治りいい病気である。之は動脈の近接部に毒素が溜って固まり、血管を圧迫するのが原因で、医療ではその固結を除るのに、手術より方法がないが、場所によってはそれが困難である為である。処が浄霊療法の有難い事は、肉体から離れて手を翳すだけで固結は溶解し、排泄して了ふから、全く根治である。」 

 

        (「動脈瘤なんか何でもない」医革附 S28.)