C-⑥ 心臓肥大症
「其他心臓肥大といふ事をよく謂ひますが、之も滅多にないんであります。よく肥大といって来る患者で、そうでないのが沢山あります。
之は多く喘息の水膿溜結の為、横隔膜附近が脹れてゐる。すると「そこまで心臓が肥大してゐる」やうに見えるのであります。
心臓肥大症は、大酒家、スポーツマン、永年の重症喘息患者等にある病気であります。又非常に苦しむ病気などに罹ると、いくらか心臓肥大するやうであります。」 (「下巻(三)」療講
S11.7.)
「心臓肥大と診断される患者はよくあるが、実際の肥大は極稀で、大部分は心臓附近に溜結せる毒素の塊を、心臓が肥大せるものと誤診するのである。実際の肥大はスポーツマンとか、大酒家とかいふ特殊の原因によるのである。」 (「心臓肥大」医試 S14.)
「心臓肥大症は、之は罕(マレ)にはあるが、大多数は医家の誤診である。それは心臓附近に溜結せる毒素の塊を心臓肥大と診誤るのであらう。但だ大酒家やスポーツマンにのみ真の肥大症がある訳で、普通人には殆んど無いといっても可いのである。そうして右の毒素凝結は、自然浄化により多くは喀痰となって排泄治癒するものである。」 (「心臓病及び高血圧」明医二 S17.9.28)
(天 S22.2.5も類似)
「(心臓肥大症は・・・)
そんなのはないんです。やつぱり、先天性梅毒か何かです。背中の固まりです。背中は痛まないでしよう。
(痛まないそうです)
頸筋から背中の方を浄霊していれば治るでしよう。」
(「御垂示録2号」S26.9.1.)
《浄霊》 肩、横隔膜付近、心臓部附近(前後横)、
肩甲間部、腎臓。