B-⑤ 顔面疾患
⑤-3,面疔(めんちょう)
「顔面の一部に腫物が出来るんですが、よく『顔の経の中心』に出来るのが質が悪いとしてあります。又、口の無いのも悪いといひますが、之はそうではない。
最初は口の無いのが普通で、腫れ切ってから口が出来るんであります。面疔は必ず治るもので-よく面疔で死にますが、之は不思議と思ふのであります。
先づ、顔の一部に面疔が出来ると――自然療法ですと、段々腫れて、口が出来て膿が排泄されて治るんであります。処が、近来それを冷すので、その為に浄化作用が停止されて固まってしまふ。それ故、膿が他の方面に集溜する。その集溜個所によって『危険性』となるのです。
又もう一つは、早期に切開するのが、結果がわるいようであります。熟練な医者は熟するのを待って切開しますが、之は非常に結果が良いのであります。
本療法によれば、一回乃至三回位で完全に治ります。生命に係はるやうな事は絶対ないのであります。」
(「面疔」療講 S11.7.)
《浄霊》 患部