B-② 鼻 病
「(中略)涙にも涎(ヨダレ)にも唾(ツバ)にも鼻汁にも、有毒と無毒とがあります。肥厚性鼻炎や口脣が糜爛するのは皆有毒の為であります。(中略)唾液や鼻汁、涙の毒素は、未だ判ってゐない様であります。」 (「眼病」療講 S11.7.)
「(中略)鼻の病気、即ち、蓄膿、鼻茸、肥厚性鼻炎など、大方鳥の霊で、以前鼻の悪い人で、目白の霊が憑いてゐたので、それを祀ってやったら直に治った事がありました。不思議に鳥の霊は、鼻へ憑くのであります。
そういふ霊が原因の病気でも、浄化法をやれば治るので、それは病霊の曇が除れると、人霊ならば浄化し、動物霊なら畏縮するからであります。(中略)」 (「病気と憑霊」療講 S11.7.)
「(中略)鼻のわるいのは大抵鼻孔のまわりに溜る。鼻の後の毒は鼻から出る。」 (「特別講習会御講話」 S15.4.2.)
「眼の下の毒素は目へは入らず鼻から出る。延髄と鼻とは非常に関係があり、延髄がとけると鼻汁になって出る。ガス中毒なども延髄へ溜って犯すのである。肥厚性、粘膜を刺戟してカタルを起す。」
(特別講習会御講話 S15.11.9)
「鼻の病気としては、蓄膿症、肥厚性鼻炎、鼻茸、無嗅覚等あるが、原因は何れも同一であって、鼻の両側に溜結した毒素及び後頭部特に延髄附近に溜結した毒素及び前頭部より前額部にかけて溜結せる毒素が、浄化作用によって鼻孔から鼻汁となって排泄せらるるのである。(中略)」
(「耳鼻疾患」明医二
S17.9.28、「耳鼻咽喉疾患」天S22.2.5も類似)
「(中略)次に鼻に関する病であるが、鼻茸、肥厚性鼻炎、鼻加答児等は、何れも頭脳の毒素が一旦鼻の両側、鼻の奥、鼻口等に集溜し、排泄されるのであるから、之も自然に治癒すべきを、医学は種々の逆法を施す結果、治らない事になるのである。」
(「腎臓病と其他の病」文創 S27.)
「(中略)鼻の病は鼻茸、肥厚性鼻炎、鼻カタル等色々あるが、之も頭脳内の毒素が溶解流下して、鼻の附近に溜るのが原因で、之も自然にしてをけば必ず治る。鼻に就て注意したい事は、コカインの吸入を頻繁にする人がよくあるが、此中毒で死ぬ事があるから、そういふ人は断然廃めるべきである。(中略)」
(「眼、耳、鼻、口」医革 S28.)
「(中略)それから鼻の悪い人は後頭部から一帯にずっと下まで毒の固まりがあります。丁度鼻の裏になるわけです。だから其処を浄霊すればいいのです。」 (「御教集21号」 S28.4.5)
「(中略)それから鼻に関係した事で、臭覚がないとか、始終風邪ひいて水洟が出たり、鼻がつまりますが、それは此処(小鼻の両側)をやればよいのです。前からやってもよいですが、その場合其処を押すと痛いですが、蓄膿などは此処が原因です。鼻から出ようとして此処に来るのです。鼻がつまった時には此処が多いです。それから他の鼻は此処(後頭部)です。此処から前の方を目掛けてやると霊が通ります。(中略)」 (「御教集26号」 S28.9.5)
《浄霊》無臭覚、水洟、鼻詰まり、蓄膿:鼻の両側、押すと痛い所、
後頭部、延髄、前頭部、前額部、
その他の鼻病:後頭部、特に延髄附近、前頭部、前額部、