B-① 眼 病
①-6,結 膜 炎
「次に、多い症状として結膜炎がある。之は眼瞼縁炎(ガンケンエンエン)又は血眼(チメ)などと称し、眼球が非常に紅潮を呈し、目脂、涙等が溢れ出るのであって原因は、前頭部に滞溜する毒素が浄化作用によって、眼球部から排除されようとするのである。
故に、放任しておけば順調に治癒するので、治癒後は、頭脳の毒素が軽減するから頭痛などは軽快するのである。右の理を知らない世人は、点眼薬又は硼酸洗滌(ホウサンセンジョウ)等によって浄化作用の抑止をするので、治癒は後れるのみならず、薬毒の浸潤によって、反って増悪し視力障碍さへ起すといふ例も尠くないのである。」
(「眼病」明医二
S17.9.28)
「(中略)最初の血膜炎と言うのは打遣らかして置くと、治るに定まつている。頭の毒が目から出ようとして目が赤くなる。血目と言うんですね。それが目ヤニになつて出て治つちやう。それを態々治らない様にお医者さんにして貰つた。白ナマズと言うのは、薬が睫に滲み込んでなつたんですから、薬毒が無くなるに従つて元の様に黒くなります。心配ありません。涙と目ヤニが出るのは結構ですから、出る度に喜んで良いですね。相当時日はかゝるけれども、長くはありません。原因は血膜炎の時に頭の毒が来た――薬で止(ト)めてその薬毒が来ただけだから、やつているうちに両方とも治ります。完全に治りますから、何でもありません。(中略)」
(「御教集3号」S26.10.15.)
「(水泡性結膜炎と言われ雲がかかって居ります・・・)
頭が本であるから頭を浄霊する。後頭もする。目はすべて目脂や涙が出るのは必ず治る。浄霊者の霊力が足りないのだと思ふ。目は治りいいのであるが、薬をつけると固まるから難しくなる。」
(「講話集補」 S24.1.6.)
《浄霊》 前頭部(眉毛の辺)、後頭部、延髄附近、頸部、肩、
(その他眼病の急所として、頭の奥、前頭部、額の熱部、 眉及び眉の上、瞼の奥、眼(瞳の真中)と其辺一帯、 顳(コメカミ)、顔面、等も確認)