C-⑧ 心臓性神経衰弱

 

N,その他の病気          N-① 神 経 痛
「(中略)発熱とか痛みとかは、病気を治癒する工作であり、活動であるから、其苦痛は、一歩々々否一刻々々、病を軽減しつつあるのである。然し、何事にも最盛期があるので、病気に対する、その治病工作とても、峠があり、クライマックスがあるのであるから、最早苦痛に堪えないといふ時が、必ずあるものである。

 

 然し、そういふ苦痛時は、永く続くものでは決してない。何故なれば、そういふ激しい苦痛の時は、治病工作が白熱的であるからで、そういふ時こそ、大いに、病気は治癒されつつあるのである。

 

然し、今迄此事を識り得なかったので、病気の苦痛は、病気が悪化する為と誤解して、苦痛が強ければ強い程、非常に不安を感じ、医療を受け様とするのである。何ぞ知らん、事実は反対であって、苦痛が強ければ強い程、それは治りつつあるのである。(中略)」

 

     (「西洋医学の誤謬と日本医学の建設」医講 S10.)



神経痛は、其名称の通り神経が痛む病気で、重症軽症の差異は甚だしいのであります。原因は、浄化作用に由る水膿又は毒血が或る一部に集溜し、神経を圧迫するのであります。普通治り難い病気とされてありますが、本療法によれば極めて順調に全治するのであります。普通一週間以内-重症で二、三週間位であります。此病気は、リョウマチスを併発する事がよくあります。」 

 

                (「神経痛」療講  S11.7.)



神経痛患部が一定してゐないのが特異である。然し大体は手足全体及び肋骨及び腰骨である。そうして、激痛あり、鈍痛あり、鋭痛あり、軽重も大いにあるのである。

 

 原因は三毒が局所に溜結し、其浄化作用の為である。自然療法ならば、緩慢ながら必ず治癒するのであるが、薬剤其他既存の療法をなす時は一時的痛苦は軽減すれども、反って慢性に移行し、痼疾となり勝ちのものである。特に肋間神経痛は、肺結核、喘息、心臓病、肋膜炎等と誤診され易いから注意すべきである。」 

 

                 (「神経痛」医試  S14.)



「(中略)特に、注射の薬毒は激痛の原因となることが往々あるのである。」           (「痛苦」明医二  S17.9.28)



「単に神経痛といっても色々あるが、それは勿論場所によるのである。然し普通は手や足や肋間等でリョウマチスを併発する場合も多く、要するに此病気は、外部的神経が痛むだけで、内臓は何ともないのである。只特種のものとしては骨髄炎の痛みで、之は薬毒が骨に固着しそれの浄化である。(中略)

 

 又神経痛の中には、淋病が原因で発る事もある。之は大抵腕の関節に多いが、割合順調に治るものである。そうして一般の神経痛は注射等の薬毒が原因で、痛みを我慢して自然にしておけば必ず治るものであるが、そうすれば毒素は漸次一ケ所に集溜し、紅く腫れて自然に穴が開き、そこから排膿して治るものである。茲で医学でも気が付かないものに、パピナール注射の中毒がある。全身的に皮膚が痛む症状で、之も自然にして置けば簡単に治るのであるが、医学は反って種々の注射などするから反って治り難くなるのである。」

 

          (「神経痛とリョウマチス」文創 S27.)



「(中略)神経痛、頭痛等が天候に左右されるのは、天気の悪い時は太陽の光線が少く霊界に火素が少いから毒が固まり、その圧迫で痛むのである。天候に左右されるのは固まる痛さである。」

 

                (「教えの光」  S26.5.20)



「(中略)神経痛などは西洋の薬です。だから近来神経痛が非常に多いという事は西洋の薬の関係です。注射などは最も神経痛の原因にもなるし、それから何時も言うとおり、消毒薬というのは必ず痛みになります痛みの病気はまず殆んど消毒薬と思っていれば間違いないです。ところが消毒薬でも、此処なら此処が痛むから此処に消毒薬を入れたかと思うと、そうでもないのです。

 

例えば頭が痛い人が、手足を手術した時の消毒薬が頭に上っていって、其処に固まるのですから、とに角痛みのときは一通り手術を聞いてみるのです。そうすると一番よく分ります。」

 

               (「御教集31号」  S29.2.26.)



「(中略)神経痛は、その痛む個所の毒で、それがどっかから出ようとするその痛みである。そこを浄霊すればよい。」

 

                       (「講話集補」  年月不詳)



冷たくなるのは毒が溜るのである。左手足神経痛――頭と手足関係あり。」           (「講話集補」  年月不詳)



神経痛は霊的関係はない。原因は薬毒である。治らぬとすれば霊力が弱い。霊が通るようにする。病原は割合い深い所にある。(中略)」                     (「講話集補」  S24.6.28)



「腰に毒がある。座骨神経も元は腎臓である。右か左を押し、痛い塊があれば浄める。必ず治る。浄霊するのでも、古くやってる人は放射する光が強くなっている。」 (「講話集補」 S24.10.16)



「(産後の肥立ちが悪く浄霊、段々悪くなり起き上がれず、現在は神経痛の様な状態・・・

 

 訳なく治る筈だ。見当違いか、霊力が足りないのである。急所が外れてる。腎臓の下の方に痛む個所がある。顔面は或薬毒である。人によって、霊力の強弱がある。長くやってる人程霊の放射は強い。」             (「講話集補」 S24.3.15)



《浄霊》

 

 患部が基本、座骨神経も元は腎臓(痛い塊)及び腎臓下部、

 

 手足の場合:手は患部、腕の付根、肩、頸部、頭、腎臓

 

 足は患部及びその裏、鼠径部、臀部の直ぐ下、膝の裏、

 

 頭部、腎臓