H-②尿路、膀胱、前立腺 ②-9,そ の 他
〔尿意頻繁〕
「(20歳の女子、排尿多量の為医師の診断を受け腎臓結核と断定され、以後四十度前後の熱が持続、現在血尿を少量づつ寝る暇もない程排泄・・・)
尿意頻繁は――。膀胱結核から尿道に影響している。腎臓の周りに固まっている。それが溶けて腎臓へ滲透する。血尿は、尿道の出口等の粘膜が柔くなっており、それが少し切れる為である。段々治る。小便濃い――。」 (「講話集補」 S23.7.13.)
「(11歳の男子、小便が近く、四年前より続けて浄霊。効果がはかばかしくありません。)
膀胱の周りに毒があり、圧迫している。容れ物が小さくなっているから小便が近いのである。此毒は腎臓から来ているから、腎臓をすれば治る。凡て病気は急所へ触れれば効果が本当にある。急所が一番肝腎である。」 (「講話集補」 年代不詳.)
〔尿道痛、尿量減少〕
「(20歳の頃より、尿が一日の中に十数回、淋病と言われ、薬や漢方薬、淋病に関する薬剤を多量使用(注射だけでも何百本)今年の正月より、膀胱及び尿道附近に不快を感じ、労働時には尿道に激痛。そして左の腰が時々痛みます。現在浄霊を戴いて居りますが、浄化は暫次増して来る様に思われます。浄化の激しい時は尿道にむづかゆみをひどく感じ、仕事も出来兼ねますが・・・)
此人は医薬の被害者である。今後も色々苦痛が起るから、そのつもりで苦痛のある所を浄霊すれば、僅かづつでも薬毒が減るので、それだけ治つてゆくのである。併し随分薬毒が多いから、余程長くかかる覚悟をしなさい。」
(「地天37号 教えの光」 S27.6.25.)
「(4歳児、本年五月五日より漸次腹部膨満し、最初の頃は無熱無痛。尿量は普通より少し少量かと思う程度。一週間後より午後二時頃から夕方まで発熱、夜は夜中の二時頃より朝方まで熱が続き、食事も進まず、大人の三口位程度しか食いません。尿量も次第に少くなり腹部は益々張って参りまして、青筋が目立つ様に。現在の処一進一退の状態にて腹部の腫れ、変化無し。浄霊は腎臓、膀胱、尿道、腹部を重点としております。最近は特にやせが目立って参りましたが。・・・)
(中略)原因は膀胱の上か、下の尿道口が毒結に圧迫されている為であるから、そこを狙って浄霊すれば、必ず治る。併し思うように治らないのは手に力が入るからで、力を出来るだけ抜けば治る筈である。」 (「地天50号 教えの光」
S28.7.25.)