H-②尿路、膀胱、前立腺 ②-2,尿路結核(膀胱結核)
「此病気の症状としては、排尿時の前後、激痛を伴ひ、普通必ず多少の出血を見るのであります。
原因としては二種あります。
一つは、腎臓結核が移行したものと、一つは、膀胱自体に発生したものとであります。第一は、腎臓の説明にありますから、第二を説明しますと、初め、膀胱の外部に水膿溜結し、それが悪化して化膿状となり、漸次、膀胱内部に侵入するのであります。
治療としては痛みのある部分へ向って行へばいいのであるが、之は非常に治療し難いものであります。何となれば、結核部へ常に尿の浸潤(シンジュン)を受けるので、どうしても其為に治療を妨害されるから、長時日を予想してかからなければならないのであります。
特に腎臓結核から移行したものは、治癒は特に困難であります。」
(「膀胱結核」療講
S11.7.)
《浄霊》 痛みのある部分、膀胱、腎臓