C-⑧ 心臓性神経衰弱

 

H-① 腎臓病          ①-3,腎 盂 炎
腎臓の周囲へ水膿が溜結すると、浄化作用によって発熱する。之を腎臓炎又は腎孟炎と言ひます。腎孟炎の症状は、腎臓部の痛み、腫れ、発熱等で、又特徴として脚力が無くなり、歩行不能になるのでありますが、之は頗る治り易く、普通二、三回位で全治するのであります。

 

 本療法によれば、腎臓に関する疾患は非常に治り易いんで、殆んどの腎臓的疾患は百パーセントの治癒率であります。」 

 

               (「腎臓疾患」療講  S11.7.)




症状は腰骨の上方、凹部の左右孰れか激痛を伴ひ、高熱を発するのである。此際尿中に多量の蛋白をみるのであるが、割合治り易く、自然治癒によって完全に治るのである。然し、此際氷冷等を行ふ時は慢性に移行し、容易に治し難くなるのである。」

 

                 (「腎臓炎」医試  S14.)




「(中略)私の経験によれば、腎臓以外の原因による血尿もあるのである。それは如何なる訳かといふと、多くは両鼠蹊腺上部の微熱又は軽熱の腎盂炎による発熱によって、輸尿管の附近が常に熱せられてゐるので、尿が輸尿管を流下する際熱尿となり、それが尿道を通過するので、尿道粘膜の薄弱なる人は、粘膜が火傷するのである。その火傷部の欠陥から血液が浸潤して血尿となるのである。之等は右の微熱部の毒素を溶解するに於て、大抵数日間で容易に全治するのである。」  (「腎臓及び糖尿病」明医二  S17.9.28.)




「(中略)腰や腹の痛い人は腎盂が原因であり之は腎臓の少し下で横から圧すと大抵の人は痛むが、こゝに熱が出易いのです。腰、腹が痛んで転る様に苦しんでゐる人でもこゝをやればぢきに治ります。」            (「御光話録」  S23.12.8.)




《浄霊》

 

 背面腎臓、側面腎臓、腰骨の上方凹部、