C-⑧ 心臓性神経衰弱

 

G-③ 糖 尿 病
糖尿病は、甘い小便が出るとしてあります。症状は、疲労感と、喉が渇くのと、尿の排泄多量と、尿意頻繁とであります。又、歯の脱落も特徴であります。此病は、患者自身の発見ではなく、医師に言はれて知る人が大部分であります。


 此病の人を診査しますと、必ず胃から肝臓、腹膜にかけて水膿溜結があるのであります。そういった器能が一帯に圧迫されるのが原因であります。特に、肝臓部が割合に酷いのであります。


 膿結を溶解するに従ひ段々治ってゆきます。割合治りいい病気であります。

 

 治癒の状態は、喉が渇くか渇かぬかで最もよく判るのであります。又、夜中に小便に行かなければ治ったとみても可いのであります。尚医師で尿の検査をすれば確実であります。」

 

               (「糖尿病」療講  S11.7.)





此病気は糖分が尿と共に排出する事は誰も知る所であって、症状としては疲労感、頻繁なる尿意、喉の渇き等である。原因は肝臓外部下辺に毒素溜結し、それが肝臓を圧迫するので、肝臓の活動に支障を来すが為である。従而、之を治癒せんとするには、大いに運動をなし、浄化作用を起さし、毒血を発熱によって、下痢又は喀痰等によって排泄すればいいのである。医学では糖分を禁ずるが、之は不可であって、食事は普通の健康食でいいのである。何となれば、浄化作用を起させるのはその方がいいからである。」

 

                 (「糖尿病」医試  S14.)





「次に糖尿病であるが、之は医学上、膵臓の疾患とされてゐる。それは膵臓によって製出されるインシュリンなる成分が不足するのが原因といはれ、医療はインシュリン注射を行ひ一時は相当の効果はあるが、根本治療の方法ではないから往々再発し、全治は不可能である。


そうして此病気に対し、医療では極端な食事の制限をなし、糖分を与へないやうにするのは勿論、種々なる食物を摂らせるので、患者の苦痛と経済的負担は少なからざるものがある。而も米食までも制限するから、日本人としては最も困る訳である。


 私の研究によれば、此病気は毒素溜結が、膵臓及び肝臓の下部を圧迫してゐるので、右の毒結を溶解するに於て、完全に治癒するのである。そうして私が治療の際は、食物は、普通食によって治癒するのであるから、食物の制限など必要はないのである。然し近来、医家によっては普通食を摂らせるとの事であるが、之等は覚醒した訳である。」    (「腎臓及び糖尿病」明医二  S17.9.28)





「(中略)糖尿病に対するインシュリン注射が脳疾患の原因となり、又沃度剤が種々の病原又は虚弱の原因となる等も看過出来ないものがある。」         (「既存療法」天  S22.2.5)





「(中略)糖尿病は、(中略)膵臓によって製出されるインシュリンの欠乏が原因といはれ、医療はインシュリン注射を行ふが、一時は若干の効果はあるが、根治法でないから殆んどは慢性となる。又医学に於ては極端な食餌療法を行ひ、糖分を与へないようにする。それが為患者の苦痛と経済的負担は容易ならぬものがある。特に米食を不可とするので日本人には困るのである。


糖尿病は本医術によれば、膵臓外部に溜結圧迫せる毒素を溶解排泄する事によって完全に治癒する。而も食餌は普通食であるから、その点患者は大いに助かるのである。」 

 

            (「腎臓及び糖尿病」天  S22.2.5)





「(中略)糖尿病であるが、之は膵臓の周囲に薬毒が固結圧迫する為、糖分の処理が不能となる、之が原因であって、之も浄霊で簡単に治るのである。(中略)」 

 

             (「眼、耳、鼻、口」医革  S28.)





「糖尿は肝臓を圧迫するから糖分だけ腎臓へ送る。」

 

              (特別講習会御講話 S15.11.9)





「(中略)脾臓が腫れるのは糖尿病ですがね。」

 

              (「御垂示録2号」  S26.9.8.)





「(糖尿病患者がいくらでも喰べたくなるのは・・・

 

 糖尿病といふのはね、こゝに膵臓ってのがあってこれが糖分を処分する働きをするんですが、そこに毒素が集って膵臓が圧迫されると、糖分が体に廻らずに小水になって出てしまうんです。その為に糖分が不足するので又糖分を要求する、要求するから喰べたくなるんです。


だから甘いものを喰べたらいゝんですが、他の物では糖分が少いからどっさり喰はなけりゃならないんです。だから喰べたらいゝんです。――何と言っても糖尿病を治す一番いゝ方法は膵臓の所の毒をとる事なんです。之は浄霊すれば簡単に治りますよ。医学でも、構はずに糖分を摂らせて治す療法がありますが、これは気が利いてますね。」          (「御光話録14号」  S24.8.3.)





「(衰弱甚だしく、其の為総身だるく、水を飲みたい・・・

 

 糖尿病らしい。元は膵臓(左)、その元は左腎臓で、その辺をよく浄霊する。糖分の処分が出来ぬ。(中略)」

 

                (「講話集補」 S25.4.26.)





「(糖尿病にて浄霊、腰部に腫物が出来排膿、膿口に激痛あり、足が伸びなく、手も痺れ、視力も弱くなってきたが・・・

 

 だんだん治る筈である。激痛は洋薬の浄化である。食餌療法は治るのは同じ事で、しなくとも同じである。糖尿は膵臓であるから、左腎臓と膵臓部をする。」    (「講話集補」 S24.4.10.)





「(老人が最近とてもよく眠りますが、・・・

 

 体力――精力がなくなって来たのである。糖分が身体中へ廻らず衰弱したものであろう。糖尿病でよくそういう事がある。膵臓は糖分を処置する機能であるが、糖尿病は膵臓が圧迫されるので働かなくなり、糖分がそのまま出るのである。糖分は非常に体力をつけるものである。」          (「講話集補」S24.7.7.)





《浄霊》


 肩、膵臓、肝臓の下部、腎臓(主に左)、胃及び腹膜部