C-⑧ 心臓性神経衰弱

 

E-⑤ 肛門に関する病気
「(中略)よく喀血や痔で出血する事がありますが、之は決して浄血ではないので、毒血であります。浄血は、病気では排除されないものであります。」      (「毒血と膿」療講  S11.7.)




「此病気は日本人特有のものであらう。種類も脱肛、内痔核、外痔核、出血、掻痒症、痔瘻等がある。何れも浄化に因る膿及じ毒血が肛門部から排泄されようとする為である。本医術によれば何れも容易に全治する(中略)

 

 茲に心得おくべき事は、痔出血は非常に良いのである。何となれば、之によって頭脳頸部肩等の凝りの原因である-毒血が減少されるからである。又痔瘻に因る膿の排泄も同様の効果があるを以て、世人の恐るる痔瘻も出血も実に天の恩恵ともいふべきである。」

 

                (「痔疾患」天  S22.2.5)




「(中略)特に頭の浄化による場合は血液が多く出る、其際肛門から出るのを痔出血と言い、それが腹の方へ一旦滞溜してから出るのが赤痢である、」    (「毒結五十年」栄107号  S26.6.6.)




脱肛や痔核で苦しんでゐる人の股をみると、必ずグリグリがある、それを溶かすと治るので、原因は股にある事を知ったのである。処が痔出血や赤痢の原因は、頭部の毒血が溶解下降する為であるから、何よりも頭部を浄霊すれば治ると共に、出血後は頭部が軽快になるのでよく判る。」    (「人形医学」文創  S27.)




「(中略)先づ一番多い病気としては痔疾であらう。此病の原因は甚だ簡単である。つまり全身各局部に溜結してゐる毒素が少し宛溶解して、最も都合のいい肛門から出ようとするので、言はば肛門は糞尿以外の汚物の排除口も兼ねてゐるといふ訳で、神は巧く作られたものである。」   (「下半身の病気と痔疾」文創 S27.)




「(中略)それは痔疾のような肛門に関係ある病気の原因は、殆んど後頭部にある毒結であるから、其処を浄霊するとよく治る(中略)」     (「浄霊の急所」神霊医学断片集  S27.2.27)




「この病気の原因は勿論薬毒であるが、その固結個所が後頭部及び股間鼠蹊部が主で、その他全身的にある毒血が、浄化によって溶け、肛門部から出ようとする。それが脱肛、痔核、出血、痛み、痒み等の症状である。」        (「痔」ア救  S28.1.1)




「(中略)よく医学では唐辛子や辛子、ワサビの類を病気に悪いとして止めるが、之は実に滑稽である、勿論之等も味覚を助け胃の活動を促すに非常に必要なもので、その為神様が造られたものである、(中略)医学が右のやうな説を唱えたのは、痔疾の場合からであらう、痔疾は辛い物を喰べると糞便に混るから肛門を刺戟し痛む事がある、ただそれだけで外の病には何等影響がないから安心して食べていいのである。」

 

         (「辛いものを避ける」救49号  S25.2.11.)




「痔とは言う迄もなく肛門の疾患である、処がその原因たるや意外な処にあるので、それをかいてみよう。

 

 一般の痔としては、脱肛、痔核、裂痔等であるが、此根源は意外にも股間鼠蹊部にあるのである、例えば痔の右側が痛む場合必ず右側鼠蹊部にグリグリがある、それを浄霊溶解するに従って、痔の痛苦は漸減する、今一つは出血である、これは上半身即ち頭脳、肩等に欝血がある場合浄化によって毒血が下降し、肛門から排泄するのであるから、これは或程度排血すればピタリと止まり、その結果頭脳の苦痛は軽快となり、肩の凝りも楽になるのである、痔出血は大抵一、二週間とみればいいので、些かも心配の必要はないのである。」          (「痔に就て」救60号  S25.4.29.)




「(中略)凡ゆる下(シモ)の病気ですね。婦人にしろ――男女共――痔ですね。腰が痛い。足が重いと言うのはみんな、前の薬が段々下に下つていくんですからね。だから、理窟は簡単なものです。その苦痛の処丈けをやつていけば、自然々々に減つていくものです。」

 

                (「御教集4号」S26.11.8.)




「(中略)それから痔も後頭部の毒ですから、痔だけをやってもなおらないので、後頭部をやらなければならないのです。(中略)」

 

               (「御教集21号」  S28.4.17)




「(中略)それで女は頭の毒が腰に行って、腰から前の方に行くのです。男の方は多くそれが痔になるのです。ですから痔は男の方が多いのです。男の痔もみんなこれですから、痔をなおすには頭をやればよいのです。それで一番肝腎なのは後頭部です

 

前頭部の毒も、後頭部から前頭部に行き、又前頭部が溶ける時も後頭部から下がってくるのです。そういうようで、つまり人間の体というものは天地になっているのです。」 

 

                (「御教集22号」S28.5.7.)




痔の原因は股にある。股をすれば治る。大抵右か左で、右の方の痔は右の股である。」      (「講話集補」 S24.10.12)




「(中略)痔出血などは頭から出る人がよくある。痔出血すると頭が良くなる。」          (「講話集補」S24.3.16.)