E-④ 腸に関する病気 ④-9,その他の病気
〔腸の癒着〕
「(中略)此患者は腸の癒着といふ、吾々からみれば至極簡単な病気で、浄霊二、三回なら全治すべきものを、大病院で手術五回、三年以上治療を続けても治らない結果、医師に見放された重症であり乍ら、近所に住む信仰まだ浅き六十才の老婆が、二、三回の浄霊で治したのであるから、到底信じられない程の奇蹟である。(中略)
処が此患者の最初の診断は、腸に穴の穿く珍しい病気だとの事であるが、之は誤謬で、最初から単純な腸の癒着で、痛みは全く毒素固結が溶ける為であった。」 (「此奇蹟」医革附 S28.)
〔腹に虫の湧く病気〕
「(中略)腹に虫の湧く病気で、彼の蛔虫、十二指腸虫、真田虫、蟯虫等があるが、之等も薬毒が溜って膿化し腐敗し、虫が湧く場合と、伝染による場合とがある。何れにしても考えて見て貰ひたい事は、人間の躰の中に虫が湧くなどは実に恥辱である。之では塵溜か糞溜と何等択ぶ処はないからである。故に虫など湧かなく清潔な身体であってこそ、万物の霊長といって威張れるのである。」
(「眼、耳、鼻、口」医革 S28.)
「回虫は心窩部、心臓、腹を往来している。五、六匹となると激痛あり。根気よくお浄めをする。」
(「講話集補」S23.5.26.)
「(寄生虫と毒素との関係は・・・)
之は関係がある。虫が湧いたり育ったりするのは毒があるからで、回虫はその毒を食って生きてるのである。浄霊をすれば早く出る。回虫は殆ど二匹いるもので、之は夫婦である。中には五、六匹いるのもあるが、之は病気である。」
(「講話集補」 S23.)
「(回虫は健康上・・・)
何も害はない。回虫は普通二匹である。夫婦であらう。ただ殖へると害がある。四、五匹以上になると痛む。沢山になるとうどんの塊のようになってるのがある。心臓でもどこでも、身体中どこでも入るので苦しむ。背中に固まってるのもある。こういふ人は余程霊体が曇っている為である。
子供の癇の虫は無い。これは首から肩に塊があり、その為癇を起しやすい。顳〓(コメカミ)に熱があると必ずイライラする。」
(「講話集補」S23.11.2.)
「(最近ピンピン虫(長さ二~三分の白い細かい虫)が肛門部に出て痒くて辛抱出来ない程の時もありますが、・・・)
条虫である。腹中へ湧く。ゴミ溜へ虫が湧くのと同じである。お腹が汚いのである。霊的に汚くなると、霊的に虫が湧くのである。」 (「講話集補」S24.7.7.)
「(浄霊で回虫が出た場合、その卵は腹中に残る?蟯虫は何百匹もあとから出ますが、之は・・・)
回虫は、あるだけ出る訳で、前の卵の残ってるのは大きくなる。幾百でも出る。食物から卵が入っても浄霊すれば大丈夫である。汚物を食って生きている故、きれいになれば餓死する。」
(「講話集補」S24.8.23.)
「(回虫は割合い早く虫が下って治るのですが、十二指腸虫は中々しつこいのか捗々しくゆきませんが、・・・)
浄霊すれば割合い早い。十二指腸等は痛む。医診は決して信じてはいけない。十中八、九まで誤診である。頭の痛いのは関係ない。」 (「講話集補」S24.9.18.)
「(回虫保持者が増えた原因・・・)
霊が曇ってると体が汚れる。汚れると虫がよく育つ。だから汚いのである。原因は肥料である。野菜に糞尿をやるが、その中に虫の卵が入っている。であるから、無肥料にすれば回虫もなくなる。
信仰により浄化してゆくと、汚れの古いのは出るし、新しいのはなくなる。であるから、回虫をなくするには入信する外はないといふ結論になる。(中略)」 (「講話集補」S24.11.5.)
「(十二指腸といふものは何が原因で起るもので・・・)
腹が汚いから虫が湧く。その部を浄霊すると、すぐ出てしまふ。」 (「講話集補」年代不詳.)
〔その他の病気〕
「(中略)私は以前、某病院の看護婦長を永年勤めてゐた婦人から聞いた話であるが、四十余歳の男子、何等の原因もなしに突然死んだのである。その死因を疑問として解剖に附した処、その者の腸管内に黒色の小粒物が多量堆積してをり、それが死因といふ事が分ったのである。それは便秘の為、永年に渉り下剤として服んだその丸薬が堆積したのであって、それが為、腸閉塞か又は腸の蠕動(ゼンドウ)休止の為かと想像されるが兎に角、死因は下剤の丸薬である事は間違ないのである。」
(「薬毒」天 S22.2.5.)
(「異食物に就て」明医二 S17.9.28.)も類似