C-⑧ 心臓性神経衰弱

 

 

E-④ 腸に関する病気    ④-8,脱 腸
 

 

※小児病の「脱 腸」も参照の事

 

「これは小児に多いが、稀には老人にもある。原因は腹部に遺伝薬毒が固まったもので、それが腸を圧迫する為下垂するので、これを治すには本教浄霊なら簡単だが、現代医学では、内部の毒素を除去する方法がないから、手術による外はあるまい。」

 

                (「脱腸」ア救 S28.1.1.)




「(中略)脱腸はお腹に固まりがあり、押している訳ですがね。霊的と言うのは滅多にないですがね。」

 

               (「御教集2号」  S26.9.11.)




「(中略)脱腸と言うのは、年寄りによくありますよ。赤ん坊と年寄りに多いですね。こう言うのは腹膜に毒が溜つて、圧迫するんですからね。子供のうちのは――鼠蹊部に穴が開いている――人間はね。穴が大きいのは腸が出る。年取つたのは穴が開いていると言う事はないから、圧迫です。圧迫されるから、どうしても軟らかい処に出るんですね。

 

それから、色が変る様であれば生命に――こんな事はないですね。他の訳ですね。腸は――腹が疵して脱出するのは、命に関わりますが、皮の中で疵しても、まあ――命に関わる事はないですね。心配しなくても良いです。お腹に固りがありますから、浄霊して取ると良い。それから、帯を固く締めてはいけない。固く締めると、どうしても腸を圧迫して、出るから――帯は固く締めてはいけない。

 

それから、腎臓の後も大事ですから背中から尾〓骨(ビテイコツ)の方をやる。それから、之も力を絶対に抜く様にしてやる。之は心配した事はないですよ。然し、相当長くかかるな。年取ると、幾らか、そういつた――緊張力が弱つてますからね。でも、段々治るから、今言つた様にしてやつて御覧なさい。」

 

              (「御教集4号」  S26.11.28.)




「(脱腸となり歩くと張って気持が悪く、どこを浄霊すれば・・・

 

 之は腹膜です、おなかですよ。毒結が腸を圧迫するんでハミ出るんですよ。そして誰でも股の近くの腰骨に孔があるんですが、その孔が大きい人はそこからハミ出してしまふんです。だから腹の毒をよく溶かす事ですよ。そしてそれは腎臓が悪いんだから腎臓をよくやる事ですね。然し五十三ってのは珍らしいですね。普通は子供か年寄りがなるんですよ。年寄りは大体七十過ぎの人に多いですね。」           (「御光話録15号」S24.12.20.)




「(60歳の男、脱腸、最近体が腫れ、特に足がひどくなり、食欲不振、無理に食べれば腫れぼったく苦しい・・・

 

 萎縮腎である。元は腎臓である。尿毒が腹へ溜って固まると腸を圧迫し脱腸する。孔の大きい人は腸がはみ出るのである。腎臓が柔かくなれば尿が大いに出て治る。排尿は決して我慢してはいけない。」             (「講話集補」S24.4.28.)




「脱腸は医学では腸が長いとして切るが、長いといふよりたるんで延びてるのである。故に収縮すればよいのである。腹部に塊があり、出る場合は穴があり、その穴から出る。男は睾丸へ出る。腹部を柔かくすると腸が締って治る。成長するにつれて治るものである。子供は治りやすい。気長に浄霊すれば治る。」

 

                 (「講話集補」S24.8.9.)




「(53歳男(農業)、五年前より脱腸、歩いたすると、張って来て気持が悪く・・・

 

 お腹に毒が溜り、腸を圧迫する。両股に孔があいており、大小があり、大きい人は脱出する。」   (「講話集補」S24.10.3.)




「(脱腸で浄霊、段々悪くなる様ですが・・・

 

 治る筈である。見当違いをしているのであらう。腎臓から下にかけて原因がある。毒に押されて出るのと、孔が開いて出るのとある。医者は、腸が長すぎるといって切るが、そんな事はない。腸が弛緩するのである。腎臓の周りの毒が腸を圧迫しているのと、腸が弛緩しているのとある腎臓の背部の浄霊が肝腎である。腎臓から腰の方へかけて根よく浄霊すると治る。痛む方は性がよくない、余計出る。無痛の方がいい。」   (「講話集補」S24.10.16.)




「(小児の脱腸、泣くと出て参ります・・・

 

 鼠蹊部に孔があり、それが大きいのと小さいのとある。又、腹部の毒結の為腸が圧迫され、孔の大きい子はそこから出るのである。

 

 浄霊は腹部、腎臓、脱腸部の三ケ所で、年をとるに従い段々治る。」              (「講話集補」S25.1.27.)




《浄霊》

 

 1, 腎臓、2, 腎臓下部腰の方(仙骨、尾骨にかけて)、

 

 3,腹膜部(下腹部)、4,脱腸部、5, 肩