C-③ 狭 心 症
「狭心症は非常な苦痛を起すもので、胸部は締めつけられる様であります。原因としては、水膿溜結が心臓部に出来、心臓を極度に圧迫する為で、其結果弁膜の運動が阻害されるからであります。之は絶対治らぬとされております。(中略)」
(「下巻(三)」療講 S11.7.)
「此病気は、発作的に心臓部の激痛、呼吸困難及び名状すべからざる胸部の苦悶を起し、患者も周囲の者も死に瀕するかと思ふのである。強度のは数時間以内に生命を堕すものもある。軽度のものは安静にしてをれば自然に治癒するのである。注射によって一時的苦痛を免るるけれども、それが癖になると、段々頻繁と強度の薬液になる為、死を速めるのは止むを得ないのである。原因は心臓の周囲に毒素溜結し、浄化作用と精神的過労、激動等によって心臓疲労による抵抗力減殺の結果、毒血が心臓を圧縮するのである。」
(「狭心症」医試 S14.)
「(中略)狭心症は、発作的に突如として、胸部一面激烈な痛みと圧縮感、呼吸切迫等、その苦痛は名状すべからざる程で、寔に恐るべき病気である。重症は一回の狭心症によって生命を落す事さへあるが、大抵は一旦恢復するものである。
此原因は、心臓の周囲に滞溜する毒素が第一浄化作用によって心臓の周囲から心臓に向って求心的に強圧するのである。之は自然治癒では困難であるし、医療は注射によって一時的小康を得させるだけであるが、本療法によれば容易に根治するのである。」
(「心臓病及び高血圧」明医二 S17.9.28)
(天 S22.2.5も類似)
「(中略)薬毒が心臓の周囲に固まり圧迫する為、脈搏不正、心悸昂進、呼吸困難等となるのであって、この強烈なのが狭心症である。狭心症の特異性は激烈な痛みと呼吸逼迫で、その苦痛は見るに堪えない程である。そうして痛みは固結が溶解し、液体となって出口を求める為の神経の刺戟であり、呼吸逼迫は液体となった毒素が、心臓を周囲から圧迫する為であるから、これも薬を廃めて自然にしていれば、必ず治るのである。」
(「心臓病」ア救 S28.1.1)
「(中略)此(普通の弁膜症)の重いのが彼の狭心症であって、之は心臓の周囲全体に毒素溜結し、全体的に固るべく収縮するので、心臓は強圧の為、激烈な痛みと非常な呼吸困難を来すので、生命も危くなるのである。之等も浄霊によれば割合簡単に治るが、右は普通の狭心症であって、之と似て非なるものに心臓神経衰弱というのがある。」 (「胃病と心臓病」医革S28.)
「(中略)それから狭心症って病気がありますがね、あれは肩をやると屹度治りますよ。肩の凝りから来るんですからね。」
(「御光話録19号」 S25.3.3)
「(中略)狭心症と言うのは、キユツと強く来るんですね。心臓の廻りに毒があり、圧迫するんです。弁膜症は一部ですね。前とか後とか横とかにある。それが固まつて心臓を圧迫する。」
(「御教集1号」 S26.8.25.)
「(狭心症にて苦痛を訴えて居る場合・・・)
狭心症と言うのは、心臓を圧迫されるんですね。毒が固まるんで、之は心臓ですね。前と後から両方やると良い。固が溶けますから、心臓が楽になる。」 (「御教集3号」 S26.10.1)
「(狭心症にて浄霊、楽になり再浄化、食欲も減退し嘔吐・・・)
薬を吐くのだから結構で、今度は本当に治らう。(背中を浄霊する)狭心症は治りいい。毒素が圧迫している。」
(「講補」 S24.9.17.)
「心臓弁膜症でも狭心症でも何でもない。肩をする。心臓周の毒が固まる時圧迫する。又、浄化熱の為心臓を煽る場合もある。臍の上下の浄化熱は心臓へ影響する。それだけで治る。」
(「講補」 S25.3.3.)
《浄霊》 肩、心臓の前後横付近(肺の外部の肋間部)、
臍の上下の浄化熱部、肩甲間部、腎臓。