B-⑤ 顔面疾患 ⑤-5,水 癌(頬癌及び頬の病気)
〔水 癌(頬 癌)〕
「之は実に恐ろしい病気ですが、滅多にない病気であります。最初は、口辺に黒い物がプッと出来、迅速に悪化して孔があき、頬の肉が、大きいのは鶏卵大にも欠除して了ふので、其結果、口中全部が露出する。歯や舌など全部見えるのであります。実に物凄く正視出来ない位で、横からみますと、右図のやうになります。」《 図1》 (「水癌」療講 S11.7.)
「(中略)頬に癌の出来る頬癌(キョウガン)といふ病気で、数年に渉って凡ゆる医療を受け、最後に癌研究所に行き、不治の宣告を受けたのである。それが私の治療二三ケ月位で全治したのであった。(中略)」
(「不思議な事実」明医二 S17.9.28.)
「(中略)次に頬癌、痔癌等もあるが、之等は滅多にない病気で、頬癌は人の頬を殴打し、損傷を与へた怨みの罪、痔癌は肛門に損傷を与へた怨みの罪等である。」 (「癌病」文創 S27.)
「(頬癌を患ってゐる女(56才)、頬と口中に孔が開き膿が出て居り食物も余りとれません。)
之は癌ぢゃないな。頬癌も治りますが、頬癌なら孔があく事はないんです。成る可く流動食をとってゐたらいゝでせう。治りますよ。」
(「御光話録3号」 S24.1.28)
「(中略)頬に出来る癌がありますが、私は治した事がありますがね。処が、之をお医者は癌だと言う。次第に大きくなり――之は大変良いんですよ。之は癌じやない証拠です。癌は、余程暇がかかると大きくもなりますがね。癌は痛みはありません。之は、もう少し経つと、腫れて膿が出ます。
大変結構で、心配要りません。固まり――顎の固まりの為です。頸部――之を、医者は癌と言うんだな。今言う様に、膿ですから、そこを浄霊して居れば良い。そうすると、段々穴があいて膿が出て治ると言う順序ですからね。霊的じやありません。(中略)」
(「御教集6号」
S27.1.26)
「(蓄膿症、医師は癌になるから手術せよと・・・)
手術すると又元通りになり、先より余計溜る。頬癌といふのがある。今迄たった一人あったが治った。」
(「講話集補」 S23.10.25.)
《浄霊》 患部、口辺、顎、頸部、
「(中略)之は某看護婦の話である。七歳の女児、右頬に腫物が出来たので、入院して手術をしたのである。然るに、手術時期が早期の為、眼瞼下に、又別に腫物が出来たので、早速それをも手術した処、結果不良で悪化し、終に最初の箇所と次の箇所と連絡して了ったのである。
其上手術によって、自然排除を防止された膿は、眼からも、鼻孔からも、絶えず溢出するといふ苦痛をさへ、加重せられたのである。そうして、漸く数ケ月にして、治癒された結果はどうであったらふ。大きな引吊りの為に、俗に謂ふ「ベッカンコウ」の様な醜くさの顔になって了ったのである。(中略)
之に就て批判を加えればこうである。其腫物の原因としては、自然浄化によって、膿が頬から排除されやふとして腫物が出来たのであるから、何等の治療を加へず、其儘放置してをけば良かったのである。そうすれば、腫れる丈腫れて小さい穴があいて、そこから膿が全部排泄され、完全に治癒されて、痕跡も留めないやうになるのであって、其期間も長くて一ケ月位で済むのである。」
(「医術で不具になった話」医書 S11.4.13.)
「(中略)珍しい病気との事で、その家へ招かれた処一目見て驚いたのは、患者は右側の唇から頬へかけて、鶏卵大位頬が欠損してゐて、歯茎まで丸見えである。勿論食物を口へ入れても出て了ふから、僅かに牛乳を流し込むやうにして、漸く生きてゐるといふ始末である。
その原因を訊いてみて二度吃驚した。といふのは最初口辺に小豆粒位の腫物が出来たので、医師に診て貰ふと、之は水癌といふ非常に悪性なものだから、強い薬で焼いて了はなくてはいけないと言って、その様にした処、一週間で右の如く焼け切れたといふのである。
察するに消毒薬ではないが余程強い薬であった為であらうが、手のつけやうがないので、私は断って帰ったが、それから一ケ月程経て死んだとの事であるが、之なども実に考へさせられるのである。」
(「薬毒の種々相」文創 S27.)
「(右耳下腺部及び咽喉部に瘤が出来、手術、手術毎に大きくなり現在、右頬が腫れ、直径四寸位、高さ七、八分位の瘤があり、真赤にして凹凸あり、此の処より膿が排出、咽喉部は乳房様のものが出来、下に垂れ、下部はザクロの様にハジケて居り、其の処より膿が・・・)
医者が作った病気である。最初右耳下腺部に出来た時、真赤になり、孔が開き、膿が出て治る。(構った為に毒の排泄が止まった。私も経験があるが、腫物は決して突いたりしてはいけない)ちょっとでも孔を開けると集注する膿が止ってしまふ。之は膿の集溜が止ったのである。
集溜止り、内側へ腫れた為、呼吸が詰り死んだ。全く医学は野蛮人より無知である。浄霊していれば必ず治る。」
(「講話集補」 S24.8.8.)
《浄霊》 患部、