B-③ 耳 病
③-3,耳 垂 れ
「耳垂は、浄化作用による水膿が排泄されるのでありますから非常に結構で、放任して置けば膿が出るだけ出て必ず治るのであります。」 (「耳病」療講 S11.7.)
「次に耳垂は、浄化作用による淋巴腺部の毒素が、耳下腺を通じて排泄せらるるのであるから、放任しておけば自然に出るだけ出て、必ず全治するものである。然るに医療は、薬液にて洗滌するが、実に誤れるも甚しいので排除さるべき毒液が外耳に滞溜した場合、それは洗滌してもしなくても同じ事である。(中略)
唯だ洗滌だけならいいが、その薬液が粘膜から浸潤して毒液に変化し、排泄されるのである。即ち、排泄した毒素を洗ひながら新しく毒素の原料を追加するといふ訳であるから毎日洗滌に病院へ通ひ、三年も五年に経っても治らないといふ患者がよくあるが、それは右の理によるからである。そういふ患者に対し、医療を停止させ、放任させるに於て、数ケ月にして自然に治癒した例を、私は屡々経験したのである。(中略)」 (「耳鼻疾患」明医二 S17.9.28)
(「耳鼻咽喉疾患」天 S22.2.5類似)
《浄霊》 淋巴腺部、耳下腺、延髄部、