B-② 鼻 病
②-8,中毒(コカイン、ガス等)
「次にコカイン中毒であるが、之は最初鼻孔閉塞に対してコカインを吸収すると、鼻孔が開き爽快を感ずるので、終に一種の癖となり中毒となるのであるが、之は慢性の結果、究極は頭脳を害し、死に迄到る事があるから注意すべきである。(中略)」
(「耳鼻疾患」明医二 S17.9.28)
(「耳鼻咽喉疾患」天 S22.2.5類似)
「(中略)鼻に就て注意したい事は、コカインの吸入を頻繁にする人がよくあるが、此中毒で死ぬ事があるから、そういふ人は断然廃めるべきである。」 (「眼、耳、鼻、口」医革S28.)
「(中略)小脳及び延髄部と鼻は非常に関係があるので、其証拠にはガス中毒は鼻からガスが入つて延髄部へ入り、小脳へ侵入すると眠くなり、人事不省となつて、甚だしいのは死んでしまう。」
(「地天12号」S25.1.20.)
「ガスの方はここ(後頭部)です。鼻から嗅ぐんですから、嗅いだガスがここ(後頭部)に溜りますから、後頭部をやれば良い。」
(「御教集3号」S26.10.1.)
《浄霊》 後頭部、小脳及び延髄部、